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ラディッシュって絵になる野菜ですよね。小ぶりでころんとした姿もかわいいですし、赤い皮の色もきれい。葉つきのものは赤と緑のコントラストが美しい。

スライスしてサラダに散らしただけで彩りを添えることができますし、丸の姿で切り口を入れ、お花のように開かせた状態にしたものを目にすることもあるのではないでしょうか。

管理栄養士のチカさん

大根は食べたいけれど、一本買ってきても扱いに困るというような方にも、ぜひ利用していただきたいお野菜です。

ラディッシュ(はつかだいこん)の種類

ラディッシュは「はつかだいこん」とも言います。生食向きの小さな大根ですから、種まきから20日前後で収穫することができます。

そこから「はつかだいこん」の名もついたとされています。

サラダ用に改良された大根の一種ですので、特有の辛味を感じます。

赤い皮の見た目のものが一般的ですが、白い皮のものやピンク色のものもあります。

 

ラディッシュ(はつかだいこん)の栄養

大根の一種ということで、栄養価は大根とよく似ています。

ビタミン類ではビタミンCや葉酸の摂取が期待できますし、カリウムやカルシウムといったミネラル類を摂取することもできます。

またアブラナ科野菜の特徴である、機能性成分のイソチオシアネートや、大根と同じくでんぷんの消化酵素も含んでいます。

赤い皮のものでは色素成分のアントシアニンの一種、シアニジンも含まれます。

葉まで味わえばβ-カロテンも摂取でき、その他ミネラル類やビタミン類の補強にもつながります。

エネルギー 15キロカロリー
水溶性食物繊維 0.2グラム
不溶性食物繊維 1.0グラム
カリウム 220ミリグラム
カルシウム 21ミリグラム
ビタミンB1 0.02ミリグラム
ビタミンB2 0.02ミリグラム
葉酸 53マイクログラム
ビタミンC 19ミリグラム

※すべて はつかだいこん 根 生 100グラムあたりの値。
参照:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

 

ラディッシュ(はつかだいこん)の健康効果

ラディッシュの淡い辛味は、アブラナ科野菜が含むイソチオシアネートによるものです。

イソチオシアネートは解毒酵素を活性化したり、免疫機能を強めたりすることで発がん抑制に働くと期待されている成分です。

また血栓予防にも効果を発揮すると考えられています。

アブラナ科野菜の持つ成分には、グルコシノレートもあります。同じく抗がん作用が期待できる成分です。

色素成分であるシアニジンには、抗酸化作用があり、細胞の老化やがん化の抑制に働きますから、相乗効果が期待できます。

シアニジンは、コレステロールの上昇を抑えて、動脈硬化を予防する効果も期待されていますから、イソチオシアネートの血栓予防とあわせて、血中脂質バランスに悩む方々には意識して摂っていただきたい食品と言えます。

大根と同様に、でんぷん分解酵素を含んでいるため、消化を助けてくれて、食欲不振や胃もたれの解消にも役立ちます。

もちろん野菜からの摂取を期待する、ビタミン類・ミネラル類・食物繊維と幅広い栄養素の摂取にもつながります。

 

ラディッシュ(はつかだいこん)の選び方

根の部分は小ぶりでしまったものを選びましょう。葉があざやかな緑色でハリがあれば鮮度が良いもの。

葉は5~6枚程度ついているのが、程よいでしょう。株本が割れやすいので、割れてしまっているようなものは品質が低い証。きちんと確認しましょう。

直根が細くてひげ根の少ないようなものを選ぶと良いでしょう。

保存の際は乾いた新聞紙で包み、ポリ袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室で行います。

見た目の劣化はわかりにくいですが、スが入りやすいので、すぐに使うようにした方が良いでしょう。

根と葉をつけたままにしておくと、葉の呼吸や蒸散に根の栄養が使われてしまいます。切り分けて別々に保存すると良いでしょう。

 

ラディッシュ(はつかだいこん)の食べ方

葉の利用はあまり注目されませんが、β-カロテンを摂取することができますから、サラダなどにラディッシュを使う場合には、葉もあわせて食べるようにしたいところ。

実が小さいので、そのままや半割り程度でピクルスや浅漬けにしても楽しむことができます。

もともと生食用に改良された品種。食べ方はいろいろあるものの、生食が向いています。でんぷん分解酵素は熱に弱いので、加熱をしてしまうと失活してしまいます。

またグルコシノレートも加熱には弱いので、効果を上手に利用するためには、生食が適しているでしょう。

葉の部分はβ-カロテンが脂溶性ですので、油いためなどにして食べるのもオススメです。

 

ラディッシュ(はつかだいこん)・まとめ

管理栄養士のチカさん

大根の一種であるため、大根ならではの成分を含有しながら、きれいな見た目を作り出している、色素成分からの健康効果を享受できる、優れた野菜です。

旬は夏とは言われるものの、なんせ種をまいてから収穫までの時間が短いため、比較的安価で周年入手が可能です。

ピクルスなどを作ってたっぷり味わうのも良し、スライスしたものをサラダにトッピングして栄養素を補強するのも良し。

青果物売り場では目立たないところにひっそりと置かれていることも多いですが、使い勝手の良い野菜ですので、ぜひ探してみてください。

 

 

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