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熱帯果物の代表的存在でなじみの深い、パイナップル。缶詰もありますが、生果でも購入することは難しくありません。

管理栄養士のチカさん

甘酸っぱさが食後にさわやかな味わいと満足感をもたらしてくれます。

パイナップルの種類

もっぱら輸入品が多かったパイナップルですが、最近では国産もあります。

メジャーなのはゴールデンパインで、フィリピンなどからの輸入が多く、甘い香りでジューシーな味わいです。

台湾からの輸入もあり、台湾パインとして売られています。甘みが強くて保存性が良い種類です。

スナックパインという、手でちぎって食べられる品種は国産品もあります。沖縄など温かい地域で作られていて、酸味と水分が少なく甘さが楽しめます。

少し珍しいところでは、小ぶりで果肉が白く、芯まで食べることのできるソフトタッチというパイナップルもあります。

 

パイナップルの栄養

甘い味わいのわりに意外にもエネルギーはそれほど高くありません。ジューシーですので、少量で満足することを考えると、ダイエットにも上手に利用したい食材です。

甘酸っぱい味わいはクエン酸を含んでいるため。また水溶性ビタミン類も含んでいます。

このほかに特徴的なのが、たんぱく質分解酵素を含んでいること。

酢豚にパイナップルが入るのは、栄養的にも理にかなった組み合わせであるとよく言われますが、パイナップルに含まれているたんぱく質分解酵素が肉の消化を助けてくれると考えられるからです。

もちろん酢豚以外にも下準備にパイナップルを活用すると、肉類をやわらかく仕上げることができます。

エネルギー 51キロカロリー
水溶性食物繊維 0.1グラム
不溶性食物繊維 1.4グラム
カリウム 150ミリグラム
0.11ミリグラム
マンガン 0.76ミリグラム
ビタミンB1 0.08ミリグラム
ビタミンB2 0.02ミリグラム
ビタミンB6 0.08ミリグラム
葉酸 11マイクログラム
ビタミンC 27ミリグラム

※すべて パインアップル 生 100グラムあたりの値。
参照:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

 

パイナップルの健康効果

生のパイナップルをたくさん食べると、口がイガイガするという印象を持たれる方も少なくありません。

シュウ酸カルシウムやたんぱく質分解酵素を含むためで、たしかに一度に大量に食べるには向いていないことも。かえって食べ過ぎ防止になるという点はうれしい効果かもしれませんね。

栄養素では血管の機能を正常に保つために必要なマンガンや銅を摂れますし、丈夫な細胞づくりに大切なビタミンCが摂取できます。

壊れやすくデリケートなビタミンCは缶詰よりも生のパイナップルで食べる方が断然摂取に適しています。

クエン酸の疲労回復効果も期待できます。間食や食後の一息に、パイナップルをつまむのも良さそうですね。

 

パイナップルの選び方

パイナップルを丸ごと購入するのは、なかなか勇気のいる作業です。なんといってもあの葉っぱ!

でも葉がピンとはっているものは、やはり鮮度が良いので目安にしましょう。

底の部分の中心がきれいなものかどうかも確認するようにしましょう。

酸味が強いような場合は少し置いておくと甘みが出てきておいしく食べることができます。丸ごとなら風通しのよい場所で常温保存もOK。

カットしたものは冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。冷凍することも可能です。

パイナップルは甘さが底に集中していると言われています。葉の方を下にして保存していると甘さが均一になると言われていますので、ぜひお試しになってみてください。

 

パイナップルの食べ方

たんぱく質分解酵素は熱で効力を失います。その効果を利用したい場合には火を通さず利用しましょう。

パイナップルとして食べる以外にもすりおろしたりミキサーにかけたりして肉を漬け込むといった利用でも、たんぱく質分解酵素の働きでやわらかいお肉になります。

シュラスコなどを食べに行くと箸休めにパイナップルを勧められますよね。胃腸を休ませるだけでなく甘酸っぱさで口がさっぱりするのも、お肉類と相性の良い組み合わせです。

 

パイナップル・まとめ

管理栄養士のチカさん

パイナップルにはなじみはあるけれど、自分で切った記憶はないという方も少なくないのでは?

少し食べたいだけなのに丸ごと購入するのは場所も取るしちょっと…という場合でも、パイナップルは比較的通年を通してカットフルーツとしても出回りがありますので、缶詰とは違った生の果実のおいしさも、ぜひ味わってみてください。

 

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