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中国茶のなかでもなじみの深い、ウーロン茶。ダイエット効果のあるお茶として知られていて、油脂を多用する中華料理では、一緒に供されることも多いですよね。

管理栄養士のチカさん

その健康効果で、血中脂質バランスも整えていきましょう。

ウーロン茶について

種類豊富な中国茶。発酵度合いや色で6種類に分類されます。

ウーロン茶はその中で「青茶(ちんちゃ)」というカテゴリーに分類されるのですが、青茶は日本人好みの甘さとうま味があって、トライしやすいと言われています。

青茶には、凍頂ウーロン茶や鉄観音のほか、武夷岩茶(ぶいがんちゃ)などもあります。

緑茶・紅茶・ウーロン茶を比較すると、同じ茶葉でも発酵をさせない緑茶、半発酵のウーロン茶、発酵茶である紅茶と分かれます。

お茶の健康成分の一つであるカテキンは発酵によって失われやすいので、非発酵茶である緑茶、半発酵茶であるウーロン茶からの摂取が期待できます。

 

ウーロン茶の栄養

ウーロン茶には半発酵茶特有の成分が含まれています。それがウーロン茶ポリフェノール。

また、お茶全般に含まれるサポニン、脂肪の分解を助けるタンニン、カフェインも含まれていることから、ダイエット効果が期待できるお茶です。

抽出液のエネルギーは0キロカロリー。カリウムやビタミンB2、葉酸などがわずかながら摂取できます。
(参照:日本食品標準成分表2015年版(七訂))

 

ウーロン茶の健康効果

ウーロン茶ポリフェノールは強い抗酸化作用を持っています。活性酸素による害から守ってくれることで、がんや心疾患の予防につながります。

肝機能の向上や肥満防止効果などを持つこともわかってきています。

カテキンも抗酸化作用を有するほか、胆汁酸の排泄を促進することで血中脂質の上昇を抑制します。

血糖値の上昇抑制、血圧降下作用も知られています。

サポニンは殺菌・消炎・抗アレルギー効果の知られている成分。脂肪を分解する作用があります。

タンニンは渋味を与えてくれるとともに、脂肪分解酵素の働きを強めてくれます。カフェインも興奮作用があるので摂り過ぎには注意したいものの、肥満抑制効果が知られている成分。

このようにウーロン茶にいくつも含まれる機能性成分が複合的に作用することで、肥満抑制や血中脂質バランスを整える効果が期待できるのです。

 

ウーロン茶の選び方

茶葉を買い求める際には、茶葉の形がきれいでツヤがあって、香りの良いものを選びましょう。

上質なお茶は抽出したときの色がややオレンジ色のかかった黄色や紅色になります。

茶葉の保存は湿気が大敵ですので、気密性の高い容器に入れ、高温や光も避けて、冷暗所で保存しましょう。

冷蔵庫で保存する場合には、他の食品の香りがつかないように厳重に包装しておきましょう。

 

ウーロン茶の楽しみ方

しっかり沸騰させたお湯で抽出します。それ以外にあまり淹れ方に気を使わなくてもおいしく飲めるのがウーロン茶の良いところ。

茶葉のおいしさがお茶のおいしさを左右するので、茶葉の見極めをしっかり行いましょう。

高山ウーロン茶は台湾ウーロン茶のなかで高級とされています。代表的な茶葉に「福寿山高山茶」「梨山高山茶」「梅山高山茶」などがあります。

フルーティーさなら、「東方美人」とも呼ばれることのある「白毫(はくごう)ウーロン茶」などもオススメです。

 

ウーロン茶・まとめ

管理栄養士のチカさん

ウーロン茶を茶葉で淹れる機会は少ないかもしれませんが、知れば知るほど種類も発酵度合いもさまざまで奥深い世界です。

おいしさや安らぎを与えてくれるだけでなく、健康効果も期待できるのであれば、ぜひ普段から飲むお茶のラインナップに加えたいところ。

せっかくですから、たっぷりこだわって、好みの茶葉を見つけてみてください。

 

この記事を書いた人

管理栄養士のチカさん
管理栄養士のチカさん
1999年に管理栄養士の資格を習得。
現在フリーの管理栄養士として、食関連資格教材作成、専門学校講師、栄養講話講師などの仕事をしています。
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